今後、保育士は活躍できるの?

2017/05/15

保育士資格を目指す方の考えは様々で、なぜ保育士資格を取得するのか…それは「子どもが好き」「現代の役に立てる」「給与が上昇してきた」「今後の為に」など理由があります。でも、単純に保育士資格取りたいなっ!という気持ちでは、なかなか簡単に取れる資格ではありません。今後の事を考えると、本当に資格を活かせるのだろうか。と気になりどころです。

今後も活躍する保育士

AI(人工知能)がいろんな業種で活躍してきました。

AIとは、人が行っている事をコンピュータに記憶させ、人と同じ知能をもち、話したり行動をしたりすることです。

現在は、保育施設にも子ども達の見守りをしてくれるロボットがあります。検温や動画撮影や子ども達とのコミュニケーション、挨拶やクイズをだしてくれるそうです。

しかも年齢に合わせてきちんと対応してくれるという優れもの!子どもたちにも大人気。毎朝受け入れ時に、検温や、子ども達と一緒にクイズをしてあそんでくれたりと、子どもにとっても保育士にとってもとても嬉しいことですね。

ですが、ロボットには限度があります。

「気持ち・感情の読み取り」「子どもに合わせた対応」「臨機応変な対応」

など、保育士と子ども達が向き合う上で一番大切な部分は、やはり人ではないといけないのです。

子ども達の成長を肌で感じる事が出来るのも保育士。

声に耳を傾け、応えて対応できるのも保育士です!

反対に子ども達も感情をむき出しに出来るのは先生です。

これからも保育士は子どもたちにとって必要不可欠なのです。

ワークバランスを考えながら活用できる保育士資格

現在は、専門・大学卒以外に自分で勉強を行い試験を受けられる方も続出しており、特例制度など様々な形態で保育士取得が可能となってきています。

子育て真っ盛りな方の働き方としては、家族の協力・保育園の支援などがない限り正社員として働く事は難しいかと思います。

なので、子どもが保育園・幼稚園に通っている間は、短時間又は固定時間のフルタイムの勤務ができます。

今はその働きであっても子どもと共に、保育士とした自分も一緒に成長しています。

余裕も少し出てくるようになり時間を延ばしてみたり、土曜日勤務に入るなど保育園の希望に沿えていけるようになるでしょう。

また、子どもの手が離れた後は、早番担当で午後の時間を有意義に過ごす事や、遅番担当の際は夕方までゆっくり過ごし用事を済ませてから働く事が出来ます!

その他、そのまま正社員に歓迎も受けたり、その時の生活に応じて、働ける資格です。

生き残る資格~保育士として働く職場~

「保育士資格=保育園」というイメージがありますが、保育園だけでなく活躍できる場所は他にも有ります。

企業内保育所や院内保育所・介護施設など働いている方のお子さんを預かる保育所、スーパーや美容院・病院などの託児所(一時保育)。

時間で家に行ったり送り迎えなどのベビーシッター、保育園併設の学童保育など活躍の場所が多々あります。

また、幼保連携型は保育教諭(幼稚園教諭の免許状と保育士資格)が必要ですが、その他の認定こども園は、満3歳以上は幼稚園教諭と保育士資格の両免許・資格の併有が望ましく、満3歳未満は保育士資格のみで働く事が出きます。



現在保育園・保育士不足により保育園に通えないという待機児童が後を絶ちません。役に立ちたい!という思いで資格を取得しようと思っても、先を見た時に保育士で今後やっていけるのだろうか?と考えてたとしても、子どもがいる限り保育士は必要です。保育園側も働く保育士を考慮し、働きやすい環境の提案をしてくれる施設が増えてきています。他業種のから保育士への転職ももちろんウェルカム。資格取得は制度もいろいろと改善されている今がチャンスかもしれませんね。

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