保護者との会話で気を付ける点~ベスト3~

2021/09/29

保育園で働いているといろいろな子どもに出会いますが、その他にも出会う人がいます。時には、子どもの相手をするより難しい「保護者」の方々です。最近では、「モンスターペアレント」なんて言葉も耳にしたりしますが・・・。大切な我が子を預ける親としては、やはり安心して子どもたちを託したいものです。「保護者対応」も保育業務の一環として、丁寧に真摯な態度で携わっていきたいですね。毎日の様子を伝えたり、連絡し合ったりする中で気を付ける点がいくつかあります。

1.良い報告と悪い報告は1セット

子どもたちの一日の様子を伝える中で言いにくいけど言わなくてはならないことってあると思います。でも嫌な事ばかり言われてしまうと、嫌な気持ちになる保護者。

そういう気持ちにさせない為にも、まずは「今日のいいところ」を話すといいでしょう。

こんな素敵なところがあったのですが、でも、残念な事もありました。といった具合に、否定ばかりするのではありませんという趣旨で伝えてみてはどうでしょう。

2.「見ていませんでした」は使わない

保護者対応の中でも難しいのが、怪我をさせてしまった時の報告です。

どんな事情があったにせよ、保育園での怪我の責任は保育園側にあります。まずは、誠心誠意、謝罪をしましょう。

そして、状況説明に入るのですが、この時「私は見ていなかったのですが・・・」これは避けておきたい責任逃れのフレーズですね。保護者としては、可愛いのはやっぱり自分の子です。自分の子どもを見てもらえていない状況なんて想像しないのです。

なので、例え目を離した隙に起きてしまった事故や怪我だったとしても、状況確認をしっかりしてから説明をして下さいね。

3.憶測や曖昧な返事をしない

園だよりやクラスだよりを配布しお知らせしていても、何かと確認にをしに来る方がいます。突発的に何かを聞かれても、忙しくしていると頭から抜けてしまうことってありますよね。

そんな時は不確かな記憶に頼って曖昧な返事でごまかさず、必ず確かな情報を確認してから保護者の方に返事をしましょう。

連絡手段がたくさんあるこのご時世、誤ったままの情報が保護者の間であっという間に広がってしまうなんてことも考えられます。一人に送った間違いが多くの人に知れ渡ってしまう前に、一つ、確認をしてから発信して下さいね。



気を付けたい点を3つあげましたが、保護者対応も人と人とのつながりです。笑顔で気持ち良く、話しかけやすい雰囲気作りも大切にして保護者の方からも頼りになる存在になれると素敵ですね。

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