実習生だからと甘えてくる子供に対して

2021/09/29

実習中、担任の先生に怒られた子供が実習生には甘えてくる。とい事は良くある事です。その際子供をどう接していいのか?どのように言葉をかけたらいいのか悩むことがあります。実習へ行って子供たちの中に入った時、このようなことに気をつけてみてください。

甘えてくる子どもに目が行く実習生

甘えてくる子供のタイプも様々です。普段から先生に甘える子供、実習生だったらなんでも許してくれると思っている子供、先生に注意された時に寄ってくる子供などその時の感情で行動している時もあります。

でも実習生は、自分に子どもたちが来てくれてくれている「一緒に遊ぼ!」子どもたちの可愛い笑顔を全て受け止めたいという気持ちになってしまいますが、今甘えてくる子供に対してどう対応するべきか…、そこは実習生自身の判断が必要となってきます。

判断は正直困ります。だって子どもたちに嫌われたくないという気持ちが出てくるからです。

子どもの気持ちに寄り添うことは大切ですが、友達を遊ぶ約束をしているのに、友達との約束を無視して「先生と遊ぶから」と、言っている子供に対しての対応は分かりますよね。

「〇〇先生は私と今遊んでるの」と、友達に言う事もどうでしょうか?複雑な心情を抱くと思います。その場で一度考え、自分の判断が正しいかったか、どう対応したらよかったのか担当の先生に確認すると明確になりますよ。

対応に困ったときは担当の先生に確認を!

実習生という事で甘えてくる子供。対応が分からない実習生。「甘えてくる子供に対してダメなときはきちんと注意してね」と、担当の先生からの言葉。

でもやっぱりその時にならないと対応って分からないことであり、子供によって伝え方も違います。そのようなことが起きた時は、実習の反省会の時間に担任の先生に、自分の対応があっていたのか聞いてみましょう。

また別の対応があったのかも合わせて聞くようにすると更に良いですよ。

あなたの意欲も見えた担当の先生は、きちんと「〇〇ちゃんの場合は…」と、個々の対応を教えてくれます。

その時に、自分の対応が正されたら、今後の自信にもつながりますし、対応のコツも分かってくるでしょう。始めからで出来る事ではなく、たくさん経験して身についていくものです。子供たちのその甘えをうまく、遊びにもっていけたらいいですね。

自己アピールの強い子供だけ見がち!全体をみよう

実習に入ると普段いない人がいるので子供たちも実習生に興味津々です。自分のことをどう受け止めてくれるのか?実習生と同じく子供もそんなことを思っています。

自分の私物を見せりする子、わざと叩いてみて怒るのかどうか確認する子、自分のことを必死で話してくる子、それぞれの子供たちがいろんな方法で甘えてきます。

その時に自己アピールの強い子ばかりに気がいってしまいますが、照れ屋な子供に人見知りの子供なども目を向けてみてください。子どもの特徴が見えてきますので、まずは性格を知っていきましょう。

担任の保育士が厳しくしているところは一緒に貫く

子供がやってはいけないことをしてしまい、担任の先生に注意をされた後、実習生に逃げてきた時は、担任の保育士と同じようにやってはいけないことは貫いてください。

担任の先生はクラスをまとめていく上で、自分のルールに子ども達とのルールをきちんと決めています

子供を守りたい気持ちがあっても、実習生に逃げたら許されるというルールができると築いてきたクラスが乱れ保育がまとまらなくなってしまいます。

担任の先生が注意している事は一緒に貫いてください。先生は一人ひとりの性格を知っているので、子供にあった接し方をしています。自分は実習という立場を忘れないでください。



最初は保育の現場に出て戸惑うこともありますが、そういった気持を剥いで子供たちと思いっきり向き合ってください。特に関わり方では、ある一定の信念をしっかり持って子供たちの中に入ることが大切です。実習に出るからには、お世話になる保育園の保育方針や保育内容を理解して、臨みましょう。

転職サポート