担当の先生に言われた仕事以外のことは不要?

2017/07/06

以前は保育業界も「先輩の動きを見て習え!」みたいな時代がありました。その姿勢もとても大切だと思います。逆になんでも毎回聞かないと動けないパターンも困ってしまうのが本音ですが、やる気が先走り勝手な判断で動いてしまうというのもつらいものがあります。じゃあ、どうしたらいいの?!というのが実習中の悩みではないでしょうか。

手持ち無沙汰はNG!

保育に限らず言えることでしょうが、人は学ぶ時の姿勢を見ているのだと思います。

与えられた仕事をこなす事は最初からスムーズにはいかなくても回数を得ていけば身についていきます。慣れてくると時間も短縮されます。

その時、その空いた時間をどう使いますか?

何もしないでただ過ごすのか、プラスで出来る事を探すのか、それだけで一つ一つの出来る事は小さくても最終積み重なっていく経験にも学ぶ量にも差が出てきます。

では、なにが出来るかわからない時、どうしますか?黙って指示を待つ?それとも、自分から確認する?ただ見ているだけで身に付くというわけにはいかない保育士の仕事、実践で経験していきましょう。

動きや流れをよく観察する

これは最初に述べた「先輩の動きを見て習え」に通じることでもありますが、まずはよく観察することです。

きっと、実習生に頼む仕事は特別なスキルがなくてもまずは出来る事が殆どだと思います。いきなり子どもに関する大きな役割を求められても困りますよね。

なので、覚えるのは比較的簡単なことではないでしょうか。
自分の出来る事をこなしつつ、周りにも目を向ける意識を持ってみて下さい。それは、子どもの動きを見るだけではなく、保育士の動きを観察することにも当てはまります。

保育の流れが円滑に進むように動いているはずです。その中で自分でも出来そうな仕事を見つけたら、動く前に一声確認してみましょう。

社会で必要な「ほうれんそう」

ここで言う「ほうれんそう」とは「報告・連絡・相談」の事を示します。

保育の中でも大切なこの3つを踏まえて動いてみて下さい。
一つの仕事を終えた時に「終わりました」と声をかける 「報告」、その中で何か予期せぬことが起こったなら「連絡」、困った事態には「相談」をします。
一つ終わったことが分かれば次の仕事に繋がりますよね。

そしたら、相手も次を考えやすくなります。連絡・相談事項があればそれに対しての対応が必要となってくるでしょう。言われた事以外の仕事はきっといっぱいあります。

自分から動き出すその一歩は全て自分の糧となります。どんどん探していきましょう。



最初はまず先生の動きをよく見て観察から始めましょう。そして二日目、三日目と、自分の出来ることを少しずつ増やしていき、積極的に働きかけましょう。短い実習中ですが、学べる事って本当に沢山ありますよ。一つでも多くの事を吸収して下さいね!

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