保育の仕事をしていて思わず笑みがこぼれてしまう場面

2017/04/27

日常、子ども達と毎日を過ごしている中で外遊びの姿・室内遊びの姿、物事に取り組む姿など子ども達は様々な姿を見せてくれます。その中でも、思わず笑みを浮かべてしまう時ってありますよね。そんなほっこりエピソードです。

出来た時の喜び・心の育ち

鉄棒や竹馬など取り組む時、何でも最初からできる子どもに苦戦する子どもがいます。

もちろん個々により得意不得意があるので、当たり前の事ですが、何でみんなが出来ているのに自分だけ出来ないの?と、取り組む事さえ拒む子どももいます。

ですが、みんな友達思い!

その子が出来るように一生懸命アドバイスをする子ども達の姿に、何度も練習を繰り返し出来た時の表情は、本人はもちろん友達も大喜び。

友達の「みんな一緒にできるね!」と、嬉しい言葉。その瞬間、顔がほころぶと共に、助け合いの気持ち・子ども達の心の成長にも思わず感動してしまいますね。

異年齢交流の大切さ

兄弟が3.4人の家庭もありますが、近年一人っ子が増え、保育園では異年齢交流を取り入れているところがほとんどです。

また、縦割り保育で、1クラスに3~5歳児など日頃から過ごしている園もありますが、異年齢で関わる第一歩はみんな緊張気味

どう接したらいいか分からずただただ手をつないでいるだけだったり、無言でブロックを作っていたり…。少しずつ時間が経つと年長児から話掛け、真剣に聞く年少児。

緊張がほどけると、年少児から「お兄ちゃんありがとう。」この言葉から、会話を楽しむ姿がありました!交流後、年長児に教えてもらったことを、他の子ども達に教えている年少児の様子は本当に嬉しかったんだなと心より思う瞬間です。

親に会ってほっとした瞬間

何より大好きなお父さんにお母さん。

気分や体調によっては保育園に行きたくない日もありますが、でも頑張って「ばいばい」して手を振る子ども。けれどやっぱり寂しい気持ちになってしまい涙がぽろり流し一日過ごしお迎えの時間。

親の顔を見た瞬間に涙が出るけれど、「今日ね…〇〇して遊んだんだよ。」と、友達と遊んだ話や出来事をひっくひっくなりながら話す子どもの姿。

うんうんとうなずきながら、笑みを浮かべ子どもの話を聞く保護者の姿。子どもの本来の姿なんだなと感じ親子の絆の深さに改めて気づかされれますね。



保育園という場所は、何気なく毎日が過ぎていると感じる方も多いかと思いますが、子ども達は、日々成長をしています。昨日出来なかった事が今日できた。お兄ちゃんに教えてもらったことを年下の子に教えてあげているなど、沢山笑みがこぼれる瞬間は毎日あります。保育の合間の安らぎのひと時にもなりますね。

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