1年目の保育士、はじめての行事進行時の心構え

2017/05/24

憧れの保育士として働きだした1年目。保育園には季節ごとにたくさんの行事がありますね。はじめての行事にどうしたらいいのか、右も左もわからなくて不安に感じることでしょう。でも、大丈夫です。1年目だからこそ出来ることが実は沢山あるのですよ。

事前準備は大切な仕事の一つ

遠足、夏祭り、運動会……。

どの行事も当日を迎える前の準備がとても大切になり、準備が整っていれば、当日の行事は成功したといっても良いくらいです。

1年目の保育士は、保育園の今までのやり方も、準備の仕方も、何もかもがわからないのが当たり前です。わからない1年目だからこそ、先輩に細かくやり方を聞きながら進めていくことができます

数年先に尋ねたら、こんなこともわからないで進めてきたの?と、注意されてしまいそうなことも、1年目なら大丈夫。そして、準備の期限を聞いておくことも忘れないでくださいね。

事前準備の製作に関しても、丁寧迅速にやることを心がけることで、事前準備だけでなく積極的な姿勢もみえ、先輩保育士からの好感度もアップします!

緊張や腹痛を起こさない対策

保育園の行事では、大勢の保護者の前で話をしなければならない場面も多く、このような大役こそ、保育士1年目から経験することもしばしあります。現場の仕事は、1年目から実践の連続です。

うまく話せるのか、行事が滞りなく進むかと不安や緊張でいっぱいにもなるでしょう。まずは、当日の流れをしっかりと頭の中に叩き込んでおくことです。準備なくして当日うまく行くことはありません。

不安を吹き飛ばすくらいの、事前の準備が大切です。

当日の流れを手帳に書いておき、何度もスケジュールに目を通して、練習をしておきます。当たり前のようですが、基本が大切です。

急な腹痛にならないためにも、数日前から消化の良い物を食べて、アルコールは控えめに。

保護者が参加する行事のお便りや挨拶は、先輩に確認を

保護者が参加する行事の前に出すお便りは、印刷をする前に先輩にしっかりと確認を取りましょう。

保育園には、その園独自のルールがある場合もあります。日付は西暦で書く、季節の挨拶は…等、いくら本やインターネットで調べても答えの出ない、園独自の風習があることも少なくありません。

外部に出す文書は『慎重に』が鉄則、園のことを良く知っている先輩保育士に先に目を通してもらえば、安心です。

外部文書は主任や園長に見せてから印刷、というところが多いようですが、その前に複数担任ならそのクラスのリーダー、1人担任なら幼児クラス全体のリーダーなどに確認してもらえば、より安心ですね。



何もかもはじめての1年目保育士にとって、行事は緊張するビッグイベントです。
失敗もつきものですが、大変な事前準備を終えて、当日、行事に取り組んでいる子どもの笑顔や、行事後に一段と成長した子どもの姿を見て、保育士になって良かった!ときっと実感できることでしょう。

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