保育士の転職に有利な資格とは|保育士以外の資格は必要?

保育士として働くために必須となる保育資格。転職の際にも保育士資格を持っていることは大前提です。しかし、より有利な条件で転職をしたい。保育士としてスキルアップしたいと考えた時には、保育士以外の資格を取得して転職に臨むという方法もあります。条件の良い求人には多くの転職希望者から応募がありますので、保育士資格以外の資格を持っていることで他の応募者に差をつけることができますよ。保育士の転職に有利となる資格をご紹介します。

幼稚園教諭免許を持っていると認定こども園の転職に有利!

保育園の特徴と幼稚園の特徴を併せ持った認定こども園。待機児童問題解消などの目的で、年々数を増やしています。認定こども園は、基本的には保育士資格と幼稚園教諭免許の両方を保有していることが必要です。しかし、中には保育士資格のみでも可という求人もあります。その理由は認定こども園の種類です。

認定こども園には、大きく分けて4つの種類があります。

  • 幼保連携型認定こども園
  • 幼稚園型認定こども園
  • 保育所型認定こども園
  • 地方裁量型認定こども園

この中で「幼保連携型認定こども園」は保育士資格と幼稚園教諭免許の両方が必要です。しかし、他の3つの種類では3歳未満児は保育士資格が必須。3歳以上児は両方の保有が望ましいがどちらかでも可とされています。そのため、保育士資格のみでも可という求人もあるのです。
ただ、保育士資格のみでも可の求人であっても、幼稚園教諭免許保有者優遇という園が多く見られます。多くの就職希望者からの応募があった場合には、両方の資格を持っている人が優遇されるということです。保育士として3年以上の実務経験がある場合には、最短半年で幼稚園教諭免許の取得ができる特例措置もありますので、利用して取得する方法もあります。

小規模認可保育園への転職にはチャイルドマインダーの資格で差をつける

チャイルドマインダーとは、一言で言ってしまうと少人数保育のプロです。イギリス発祥の民間資格であるこちらの資格。少人数で家庭的な保育を専門に学ぶことが可能で、訪問保育や家庭保育園への勤務などの働き方を選ぶことができます。昨今増えてきている小規模認可保育園は、子どもの人数が19人以下、対象年齢は0,1,2歳児ですので、チャイルドマインダーの特徴である家庭的で少人数を対象とした保育のスキルを存分に生かすことができます。保育士資格にプラスしてチャイルドマインダーの資格を持っていることは、大きなアピールポイントとなりますよ。また、チャイルドマインダーは自宅開業も可能ですので、家庭的な保育園開業を目指す人にも最適です。

放課後児童指導員の資格取得で小学生とも関わる

保育士は未就学児との関わりのプロですが、もう少し大きい子どもたち。小学生とも関わってみたいと考えたときには、「放課後児童指導員」の資格を取得するという方法があります。
放課後児童指導員とは、共働き家庭などで日中両親が自宅にいない小学生が放課後に通う「学童保育」で働く専門職です。学童保育は資格がなくても働くことが可能ですが、必ず一定数以上の放課後児童指導員を置くこととされています。

この放課後児童指導員資格取得のためには、まずは受験資格を満たしている必要があります。受験資格の1つが保育士資格の保有です。保育士資格を持っている人が、地方公共団体が主催する研修を受講することで、放課後児童指導員資格を取得することができます。 こちらの資格は2015年に適用されたばかりの新しい資格ですので、未就学児だけではなく小学生とも関わってみたいという人にとってはねらい目ですよ。

保育士の専門性に加えて、転職を希望する職場に合った資格を取得することは転職活動の際に大きな武器となります。まずは、自分が保育士資格を生かしてどんな職場で働きたいのかを考えてみましょう。転職希望先の特徴をよく知ることで、保育士資格以外の資格を取得した方が良いのか。保育士資格のみで良いのかが見えてきますよ。ご紹介した3つの資格は保育士として働きながらでも取得が可能です。転職に有利であると感じた場合には、ぜひチャレンジしてみてくださいね。