ブランク10年以上の保育士が再就職の際、コレだけはやっておいた方が良い事って?

子育てや家庭の事情など様々な理由で保育士の仕事から離れ、落ち着いてから再就職を考える人は少なくありません。違う職種で働いたけれど、やはり保育士に魅力を感じもう1度働きたいと考えることも…。そんな時に抱えるのが、ブランクがあるのに働けるのだろうかという不安ではないでしょうか?ブランクが長ければ長いほど、その不安は大きくなります。ブランクを経て保育士復帰を目指す方へ。再就職の際にやっておいた方が良いことをご紹介します。

保育の最新知識を得る

保育や子育て方法は日々変化しています。10年前には当たり前であったことが、現在では全く取り入れられていない場合も。
例えば、昔は抱き癖が付くから赤ちゃんが泣いてもすぐに抱いてはいけないと言われていました。しかし、現在はたくさん抱っこされた赤ちゃんは情緒が安定するので、抱き癖の心配はせずに抱っこをして良いとされています。

このように、赤ちゃんの抱っこ1つでも昔と今とでは全然違うのです。ブランクがある人は、昔の情報のままで保育が止まっている可能性があります。

保育雑誌や育児書などを再就職前には必ず読み、現在の保育と子育てについて学びましょう。

最新版の保育所保育指針を必ず確認する

保育園での保育の基盤となる保育所保育指針は、平成20年に大幅に改定。そして10年ぶりに改訂された保育所保育指針が平成30年4月から施行されました。
ブランクがあり以前の保育所保育指針しか読んだことがないという人は要注意。特に平成20年の改定は大幅で、以前の保育所保育指針とはかなり内容が異なります。

保育園では、この保育所保育指針をもとに週案、月案、年間計画、子ども1人ひとりに合わせたカリキュラム作りを行います。

また、保育内容が会議の議題に上がる時にも、保育所保育指針をもとに話合うこともあります。
保育士ならば知っているものとして話が進みますので、再就職前には必ず購入し、読んでおきましょう。手元に置いておくことで、疑問点などもすぐに調べることができるので安心です。

体力作りも重要!

保育士は体力勝負の仕事です。長く保育の仕事から離れていると、知らず知らずのうちに体力が落ち、せっかく再就職したにも関わらず、すぐに退職なんてことにもなりかねません。

そうならないためには、保育士復帰する前から少しずつ身体を動かす習慣をつけましょう。ハードな運動をする必要はありません。ウォーキングをしたりストレッチをするなど、身体をほぐして、子どもの動きについていける身体作りをすることが大切です。

少なくても、立ち上がる時に「どっこいしょ」と勢いをつけなくても立ち上がれるようになると良いですね。子どもが怪我をしそうな時にパッと手助けができるように、すぐに立ち上がって動ける瞬発力が保育士には必要です。

時間のあるうちに、保育のアイテムを増やしておく

これは必須ではありませんが、再就職した時に保育の中で使えるアイテムを準備しておくと良いでしょう。

例えば、エプロンシアターやペープサート、指人形など手作りの物は子ども達がとても喜びます。保育士としてして働き始めてからですと、時間がなく手作りをすることが難しくなりますので、復帰する前の時間があるうちに作っておくと、保育の中での強みになりますよ。

長いブランクがあると、どうしてもずっと保育士を続けてきた人とは経験が違います。子どもが喜ぶアイテムはそのブランクを埋める、1つの武器です。

ブランクを経て保育士として再就職することは、勇気のいることです。「前のように働けないのでは?」「周りの若い先生に迷惑をかけてしまったらどうしよう」という不安も芽生えます。しかし、再就職前にしっかりと準備をすることでその不安は少し軽減できますよ。保育士不足が深刻な中で、保育士資格を持っているけれど保育士として働いていない潜在保育士は貴重な存在です。ぜひ、もう1度保育士としての1歩を踏み出し、ブランクがあるからこそできる保育を目指してくださいね。