保育士の転職時期のポイント

2017/06/30

保育士が転職するのに適している時期は一体いつなのでしょうか。保育士の転職は、転職前の職種が保育士なのかどうか、また正社員かパートなのかどうかによって大きく違いが出てきます。転職時期を誤らないためにも、今回は転職時期について考えていきましょう。

転職時期のタイミング(正社員)

転職前が保育士(正社員)の場合

保育園は年度をひとくくりとして動いており、4月の入園式から始まって、3月の卒園式までです。

転職前、正社員の保育士として働いていた場合、年度途中の転職は大変なデメリットになります。「どうして年度途中で転職を希望してきたのだろう、きっと前の保育園に不満があるに違いない」と、年度をきっちり勤め上げることが出来る人材かどうか、疑われてしまうかもしれません。

転職前に正社員として保育士をしている場合は、年度がちょうど切り替わる頃の転職を目指しましょう。

転職前が異業種の場合

転職前が異業種の場合は、転職時期を気にする必要はないでしょう。
保育士(正社員)の求人は、年度途中でも出ています。

通常、保育士(正社員)の募集は、1月から3月の、次年度前が多いです。年末までに、退職の意思を伝える保育士が多いので、そこから募集をし始めるからです。

実はもう一つ、保育士募集が増える時期があるのです。それは6月。新年度が始まってからしばらくした6月頃は、退職する保育士が増える時期でもあります。

他業種から保育士への転職を希望する人は、時期を気にせず、転職活動に打ち込みましょう!

転職時期のタイミング(パート)

パート職員の場合はどうでしょうか。

保育士が大変不足している中、保育士のパートはとても貴重な人材。どの時期も欠員が出ればすぐに募集がかかります。

現在、正社員として保育士をしている場合でも、勤務形態をパートに変更したいという強い志望理由があれば、時期を気にする必要はありません。

パートの募集には、早番・遅番のみの時間帯や、午前中。午後から夕方までなど、様々な勤務形態があり、時間帯によって保育士としての仕事内容も大きく異なるため、面接の際には仕事内容を確認しておくといいですね。

6月や、次年度前の1月から3月は募集が多くかかる時期ではありますが、それ以外の時期でもたくさんの求人が出ているはずですので、思い立ったらすぐ転職活動を。



保育士は子どもの命を預かる尊い仕事。保護者支援や製作、事務仕事もあり、決して楽な仕事ではありません。そのため、大変な業務内容についていけず、辞めてしまう保育士がいることは確かで、離職率も高い職業です。
しかし、「せんせい!」と子どもが保育士を全面的に信頼して抱きついてきた時の喜び、毎日の成長を近くで見られる喜び、季節の移り変わりを保育園行事とともに肌で感じられる喜びは、保育士ならではのものです。 保育士しか経験出来ない喜びを感じてみてください。

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