保護者を目の前にすると緊張して話せなくなる

2021/09/29

保護者と楽しく会話のやり取りがしたい!という思いがあるのに保護者を前にすると話が続かない、保護者を前にすると緊張して話ができないといった悩みがある方も多々おられると思います。そこで、保護者とのコミュニケーションが取りやすくなるのポイントを紹介します。些細なきっかけや、心構え、日々の積み重ねで悩みを解消していきましょう。

信頼を得る仕事をすることで話しやすい関係になる

子供にも、保育士によく話かける社交的な子、全く自分から話しかけに来ない引っ込み思案な子といった性格も様々ですが保護者も様々です。

中にはちょっと不愛想な感じの保護者もおられます。保育士が会話を苦手でいると、よく話しかけてくる保護者と、自分から話しをされない保護者とのコミュニケーションの違いが大いにでてくることでよう。

あれ?今日この子何をしていたっけ?

という事がないように一人一人よく把握してみてください。

今日はこんなことに興味を持って遊んでいた、こんなことを最後まであきらめずにおこなったこと、こんなトラブルがあったこと、その日あったことを細かく伝えてあげてください。

毎日伝えることが無理な時は、細かく日誌に付けておくなど、忘れてしまわない様に記録しておくことが大切です。

しっかり丁寧に仕事を行う事は、よく子供を見てくれているという信頼を得ることができ、その積み重ねは、保護者と話がしやすい関係になっていきます。

あせらず、ゆっくり、落ち着いてがキーワード

クラス懇談や説明会といった大勢の保護者の前にして、話をしなくてはいけない場合があると思います。大切な話しの場なので保護者は保育士に真剣な視線を送ります。

その際、話す事を忘れない様に内容をメモに控え準備万端であっても、緊張して早口でひたすら話してしまう事もあります。話終えた後で、自分で何を話したのか、きちんと伝えられたのかなど気になってしまい後味が悪くなってしまいます。

あせらずゆっくり話すことを常に心掛けると、伝えることを明確に話すことできるので、保護者へもきちんと伝わり理解され、さらに落ち着いている姿は頼りがいのある保育士として印象付けされます。



保護者とのコミュニケーションはとても大切なことです。コミュニケーションをうまく行うようにするには、慌てずに冷静に自分を見つめて、相手の立場や気持ちを考えることができ、常にしっかりと子供の様子を見ている保育士であることが重要です。先輩保育士が一見ワイワイと保護者と楽しく話をしているように見えますが、ただの雑談のように見えても、そうではないのです。

しっかりと仕事を行っていることで信頼を得ているからこそ会話がスムーズになり、心許される関係が築けるのです。信頼を得ることは保育士の自信にもつながっていきます。保護者から信頼を得るようなきちんと仕事をこなし、自信をつけて会話上手な保育士になりましょう。

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