保育士の職務履歴書って何をどう書けばいいの?自己PRの方法は?

転職活動の際に必要となる職務履歴書。自分がどんな職務をしてきて、どんな業務が可能なのか。転職希望の保育園に自分をアピールする上で重要な書類です。保育士は経験が大きな武器になる職業ですので、できるだけ詳しく職務履歴書を作成することで転職活動が有利に進みますよ。保育士の転職に不可欠な職務履歴書について。書き方や自己PRの方法を例文も交えてご紹介します。

職務履歴書ってどんなもの?

職務履歴書とは、今まで自分がどんな職務に就き、どんな業務をしてきたのかを転職希望先に伝えるための書類で、職務経歴書と呼ばれる場合もあります。新卒の場合は職務の経験がありませんので必要ありません。
転職先にとっては、自分の保育園に必要な人材なのかを見極め、入社後に任せる大まかな仕事内容を考える材料となります。

職務履歴書の書き方

職務履歴書は詳細に見やすく書くことを心がけましょう。基本的には箇条書きになります。各項目について見ていきましょう。

働いていた保育園

「社会福祉法人○○保育園 入職」「株式会社○○ ○○保育園 入職」など保育園名だけではなく、運営母体も必ず書きましょう。

雇用形態

「正社員」「臨時職員」など自分の働いていた形態を記載します。

事業所情報

必須となる項目ではありませんが、保育園には認可保育園・認可外保育園・認証保育園など様々な形態がありますので、記載しておいたほうが無難です。
【例】
東京都認証保育園 職員数15名 園児数40名

勤務期間

自分が働いていた期間を記載します。
20○○年4月~20○○年3月

担当業務

何歳児を何年間担当したのかを詳しく記載しましょう。クラスリーダーや主担任、主任などの職務に就いた場合には、その旨も記載します。

職務内容

保育士としてどんな仕事をしてきたのかを箇条書きで記載します。

・保育計画の立案、実行
・子どもの成長に合わせた身の回りの援助
・保護者対応
・行事の計画、実行
・連絡帳、保育日誌の記入
・クラス便り、月案、週案の作成
・クラスリーダーとして後輩指導

退職理由の記載

職務履歴書の退職理由は詳しく書く必要はありません。自己都合で退職した場合には「一身上の都合により退職」と記載しましょう。

画像で解説「職務経歴書」完全ガイド

自己PR欄は自分をアピールする最大のチャンス

自己PR欄には自分がどんな保育を心がけてきたか。仕事をする上でどんな分野が得意なのかを記載し、自分の強みを存分にアピールしましょう。

【例1】

5年間の保育士経験の中で常に心掛けてきたことは、子どもの話をじっくりと聞くことです。子どもは大人に自分の思いを聞いてもらうことで満足して、様々な活動にチャレンジすることができます。そして、十分に話を聞いてもらえた子どもは周りの人の話を聞くことができる子どもに成長していると実感しました。

また、クラスリーダーとして後輩指導に当たる中でも、常に相手の立場に立ち良いところを伸ばしていけるような指導を心がけて参りました。

子どもとの関わりでも後輩指導でも、相手の声を聞くことはコミュニケーションの第一歩であると考えています。今後も子どもや同僚、保護者の声をしっかりと聞きながら、保育士としてスキルアップしていきたいと考えております。

【例2】

以前働いていた園では、幼いころから続けてきたピアノのスキルを活かし、行事などのピアノ演奏を全て引き受けていました。保育の中でもリトミックを多く取り入れ、子ども達に音楽の楽しさを伝えられたことは、大きな経験となっています。

また学生時代からスポーツが好きで、運動カリキュラムの作成にも力を入れて参りました。楽しみながら身体を動かすことで、子どもの身体だけではなく心の成長も感じることができました。

貴園での、音楽、運動面での魅力的なカリキュラム中で、今までの保育経験を活かしていきたいと考えております。

自分の強みは人それぞれ違います。まずは、自分がどんな保育を大切にしてきたかを振り返ってみましょう。その中で、転職希望先の園にとってプラスとなる部分を抜粋して記載すると、魅力的な自己PRが完成しますよ。

職務履歴書には、今まで保育士として働いてきた経験が詰まっています。

・自分がどんな場所でどんな仕事をしてきたのか
・どんな保育を大切にしてきたのか
・どんな分野が得意なのか

この3点に重点を当てて、自分の経験と良さを存分にアピールし、希望する園への転職に近づく材料にしてくださいね。