保育士のキャリアアップ

保育業界と少子化の影響

少子化という言葉が使われ始めたのが2002年頃で、出生率自体は1973年の第二次ベ保育士のキャリアアップの段階を大まかにいうとクラスリーダー、幼児・乳児リーダー、主任、園長(施設長)になります。この段階を踏まずに上がる方もいれば、保育の経験を積み主任や園長になる方など様々です。キャリアアップするには、まずはスキルを身に付けることからはじまります。以前は保育園で働く際は保育士資格、幼稚園で働く際は幼稚園教諭の資格のみ必要とされていました。現在も働く施設によりこの各それぞれの資格は必須ですが、幼保一元化が増え、「保育士・幼稚園教諭」の2つの資格を取得(ダブルライセンス)をしていないと働く事が出来ない施設に移行されてきています。また、保育士資格のみの方は幼稚園教諭が必要となるので、取得するにあたり補助金が施設から出るところもあります。また、幼稚園で働いている方も保育士資格を取得しないといけないので、保育園同様で補助金がでる施設もあります。2つの資格を取得することにより、今まで経験したことがない保育にチャレンジをし自分のスキルを高め、キャリアアップが望まれるようになっています。

ダブルライセンス

ダブルライセンスとは、2つの資格を取得し相乗効果が高められることをいいます。なので、保育士資格のみの方が認定こども園で働きたいと、思っても幼稚園教諭が必要になります。また、幼稚園資格の方が認定子ども園で働きたいと思っても保育士資格が必要になります。では保育士資格に幼稚園教諭を取得すると…幼稚園教諭に保育士資格を取得すると…幼保一元化の認定こども園で働く事ができ、より自分のスキルを磨く事が出来るようになります!

幼保一元化

先程から出てきている幼保一元化ですが、名前の通り幼稚園と保育園が一つに集約された施設のことです。幼保一元化が認定された園の事を認定こども園といいます。認定こども園はもちろん0歳児~5歳児までの子どもが幼稚園・保育園共に過ごしています。認定こども園で過ごす子どもたちの違う事はただ一つ。保育時間の違いです。今まで通りと変わらず保育に欠けない幼児は4時間程度の教育、保育に欠ける乳幼児は長時間の保育です。

現在求人でもよく見かけられる「必要な資格…保育士・幼稚園教諭両方お持ちの方」。保育園・幼稚園が今求めているのは次世代を背負うリーダーの存在です。出来なかった事が出来るようになり、少しずつのスキルアップを積み重ね、主任・園長へと「キャリアアップ!!」この為には保育士・幼稚園教諭の資格取得することはもちろんですが他にも社会福祉士・福祉施設士・福祉簿記などの資格があると役職に役に立つかもしれませんね。
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