いつも砂遊びばかりする子どもの特徴とは?

砂の感触に触れ、砂を使って色々な物を作り出せる砂遊び。子どもが大好きな外遊びの1つですよね。砂遊びには子どもの情緒を安定させたり、指先の発達を促すなどの良い効果がたくさんあります。しかし保育をする中では、他の遊具で遊ばずに砂遊びばかりする子どもが気になることもあるのではないでしょうか?どうして砂遊びばかりを好んでするのか?その特徴についてお話します。

砂遊びが子どもの興味を引き付ける理由

砂の感触はその時々によって変わります。さらさらな砂であったり水を含んで固まりやすい砂であったり…子どもは指先で触れその感触を思い切り感じています。無心で砂に触れることで、気持ちが穏やかになるという効果もありますね。

また、砂は色々な形に変化します。固めて丸めれば泥団子、カップに入れればアイスクリーム、バケツに入れてひっくり返せば大きなケーキ。サラサラの砂を上からかけたり葉っぱで飾りをつければますます遊びが広がります。

砂場は1人でじっくりと遊ぶことも楽しいですが、友達と関わりながら遊ぶことも楽しみの1つです。砂で食べ物を作ってごっこ遊びをしたり、友達と協力して大きな山を作ったり穴を掘ったり…。

一言に砂場あそびと言っても遊び方は無限大。工夫次第で遊びが広がっていく楽しさに子ども達に興味は引きつけられます。

感触遊びが苦手なこどもへの対応

砂遊びばかり子どもの特徴は?

子どもの好きな遊びや個性は様々です。遊具で身体を動かして遊ぶことが好きな子どももいれば、砂の感触に触れながらじっくりと遊ぶことが好きな子どももいます。

1つのことに集中して長時間遊べる子どもは集中力があり、自分の世界を持っています。ずっと砂で遊んでいるだけのように見えても、砂を使って様々な遊びを考え自分で遊びを広げているのです。

1人で遊ぶだけではなく、砂場遊びを通して友達との関りも持てているのであれば心配することはありません。ただ、友達の輪に入れずに1人で砂場遊びをしている、寂しそうな様子があるという時には、保育士が仲立ちをして友達との関係作りの手伝いをする必要があります。

他の遊びに誘いたい時には?

毎日砂遊びをしているからと言って、子どもの成長にとって悪い効果はありません。しかし、保育園と言う集団生活の中では運動遊びにも挑戦してもらいたい、他の遊びの楽しさも伝えたいということもありますよね。

そんな時には、「あとどのくらい砂場で遊んだら、他の遊びにも挑戦できる?」と砂遊びの区切りを自分で決めてもらいましょう。 時計が読める子どもであれば時間を提案しても良いですし、時間が読めなければ砂で1つ山を作ったらなど子どもに分かりやすい区切りを提案してみても良いでしょう。

他の遊びにも挑戦してみて楽しいと感じたら、次からはその遊びも行うようになるでしょうし、やっぱり砂遊びの方が楽しいと感じればまたすぐに砂遊びに戻ります。子どもが砂遊びに戻ったら何度もしつこく誘うことはやめましょう。他の遊びで遊んだうえで砂遊びを選んだ子どもは、砂遊びをすることで満足できているのです。

子どもが砂遊びだけではなく他の遊びにも興味を持った時には、砂遊びで培った集中力と創造力で自然と遊びが広がっていきます。長い目で見守ってあげたいですね。

泥んこあそびを嫌がる子どもの気持ち・配慮≫

1つの遊びを集中して行えることは子どもが成長している証です。同じ遊びをしている様に見えても、遊び方を工夫しより楽しい遊びへと広げる力がついてきているからです。砂遊びばかりする子どもの様子を注意深く見ていると、初めは砂に触れることを楽しんでいた子どもが、砂で形を作れるようになり、そのうちに砂で作った物で友達と関わりを持てるようになります。砂遊びという1つの遊びの中でも、感触遊び、造形遊び、友達との関りと様々な遊びを楽しんでいることがわかると思います。時には保育士も子どもと一緒に砂まみれになって、砂遊びの楽しさを共有できると良いですね。