保育士試験|オリジナル問題集
「社会的養護」part12
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第103回
オリジナル問題集
登録日:2018/03/12
「社会的養護」 part12
問1
以下の記述で適切なものを○、不適切なものを×とした時、適切な組み合わせを1つ選びなさい。
- エリザベス救貧法は、イギリスで行われた貧民救済のための法律である。
- 工場法は、過酷な労働を強いられた工場労働者などを保護することを目的としてイギリスで1833年に制定された法律である。
- 新救貧法は、1834年にフランスで成立した法律である。
- 劣等処遇の原則は、救護法の考え方である。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | ○ | × | ○ | × |
2 | ○ | ○ | × | × |
3 | × | × | ○ | ○ |
4 | × | ○ | × | ○ |
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2
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1942年にイギリスにおいてその国民の生活を「ゆりかごから墓場まで」と保障する提言を行ったのは、ベバリッジ報告書である。このベバリッジ報告書についての記述で不適切なものを1つ選びなさい。
- イギリスの社会保障制度に関する報告書である。
- 社会保険と国家扶助を二大テーマに挙げた報告書である。
- 正式名称は、「社会保障のための報告書」である。
- 「ゆりかごから墓場まで」はイギリス労働党の掲げたスローガンである。
- 報告書の中には「5つの悪」が書かれている。
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3
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問3
以下の( )に当てはまる言葉で、適切なものを1つ選びなさい。
児童福祉法第6条の3項8項に定義されている、保護者のない児童又は保護者に監護させることが不適当であると認められる児童のことを( )という
- 要支援児童
- 養育支援児童
- 要援護児童
- 要保護児童
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4
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問4
厚生労働省 児童養護施設等の小規模化及び家庭的養護の推進のために(平成24年10月)の記述で適切なものを○、不適切なものを×とした時、適切な組み合わせを1つ選びなさい。
- 「社会的養護の課題と将来像」では、児童養護施設の本体施設は、全施設を小規模グループケア化し、本体施設の定員を45人以下にしていくとともに、グループホームやファミリーホーム、里親支援を推進し、本体施設、グループホーム、里親等を3分の1ずつにしていく、という目標を掲げている。
- ファミリーホームは、1ホームの児童定員5~6人で、養育者の住居で行う里親型のグループホームである。交代勤務である地域小規模児童養護施設と異なり、養育者が固定していることから、子どもにとって、さらに家庭的な環境である。
- 児童養護施設の小規模化は、集団生活によるストレスが少なく、子どもの生活が落ち着きやすいというメリットがある。
- 児童養護施設の小規模化の課題として、小規模化した当初は、子どもの感情が表に出にくいということが挙げられている
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | ○ | ○ | ○ | × |
2 | × | × | ○ | ○ |
3 | × | ○ | ○ | ○ |
4 | ○ | × | ○ | × |
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1
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問5
里親制度の説明について、適切なものを1つ選びなさい。
- 里親制度の対象となる子どもは10歳までである。
- 里親と養子縁組は同義である。
- 里親の種類には、養育里親、養子縁組里親、専門里親、親族里親がある。
- 共働きの夫婦は、里親になることはできない。
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3
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問6
児童虐待についての説明で適切なものを1つ選びなさい。
- 虐待を行った保護者に指導を行っても、指導に従わない場合、市町村長が児童の一時保護を行う。
- 虐待を受けたと思われる児童を発見した際には、速やかに福祉事務所や児童相談所に通告しなければならない。
- 児童虐待防止法(児童虐待の防止等に関する法律)の第3条には、児童虐待の定義が記されている。
- 虐待が行われていると疑われる場合、立ち入り調査は出来るが、同意が必ず必要であり、強制捜査を行うことはできない。
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2
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以下は児童福祉施設についての説明である。適切なものを○、不適切なものを×とするとき、適切な組み合わせを1つ選びなさい。
- 平成28年10月現在、児童養護施設の数は603か所である。
- 乳児院は、保護者の養育を受けられない乳幼児を養育する施設である。
- 児童自立支援施設は、平成9年の児童福祉法改正により、児童心理治療施設から名称が変わったものである。
- 母子生活支援施設の入所者の約6割が精神障害のある母である。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | × | ○ | × | ○ |
2 | ○ | × | ○ | × |
3 | × | × | ○ | ○ |
4 | ○ | ○ | × | × |
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4
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問8
家庭支援専門相談員の配置義務がない施設はどれか。適切なものを1つ選びなさい。
- 母子生活支援施設
- 乳児院
- 情緒障害児短期治療施設
- 児童自立支援施設
- 児童養護施設
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問9
以下の施設のうち、第三者評価を義務づけられていないものはどれか。適切なものを1つ選びなさい。
- 母子生活支援施設
- 乳児院
- 保育所
- 児童自立支援施設
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3
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問10
以下は子どもの貧困対策の推進に関する法律の一部である。( )に当てはまる言葉の適切な組み合わせを1つ選びなさい。
第1条 この法律は、子どもの法律がその生まれ育った( )によって左右されることのなように、貧困の状況にある子どもが ( )に育成される環境を整備するとともに、( )を図るため、子どもの貧困対策に関し、 基本理念を定め、国等の( )を明らかにし、及び子どもの貧困対策の基本となる事項を定めることにより、子どもの貧困対策を( )に推進することを目的とする
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 環境 | 健やか | 教育の機会均等 | 責務 | 総合的 |
2 | 門地 | 健全 | 教育を受ける権利 | 立場 | 複合的 |
3 | 環境 | 健全 | 教育の機会均等 | 任務 | 総合的 |
4 | 門地 | 健やか | 教育を受ける権利 | 責務 | 抜本的 |
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