保育士試験|オリジナル問題集
「子どもの食と栄養」part4


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第35回
オリジナル問題集
登録日:2016/03/14
「子どもの食と栄養」 part4
問1
次の文は、子どもの健康と食生活の意義についての記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「食生活指針」による記載では、「栄養成分表示を見て、食品や外食を選ぶ習慣を身につけましょう」と記述している。
- 離乳期では、いろいろな食べ物を見る、触る、味わう体験を通し、自分で進んで食べようとする力を育んでいく。
- 「食生活指針」による記載では、「間食や夜食はやめましょう」と示している。
- 「食事バランスガイド)に示されているイラストのコマの軸は「水・お茶」とし、料理区分は、5区分を基本としている。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | × | × | × | 〇 |
2 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
3 | 〇 | × | × | × |
4 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
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2
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次の文は、栄養に関する基本的知識についての記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- カリウムは体液の浸透圧を決定する重要な因子である。カリウムが不足すると、筋力の低下や疲れやすいなどの症状が出てくる。
- 果物、はちみつなどに含まれて果糖は、、乳糖や麦芽糖の構成成分として重要である。
- たんぱく質の食事摂取基準(推奨量)は、男女とも1~2歳 20g/日、3~5歳 25g/日である。
- アミノ酸スコアは必須アミノ酸の含有量で決まるが動物性たんぱく質は必須アミノ酸を多く含む。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
2 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
3 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
4 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
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4
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問3
次の文は、小児の疾病と食事についての記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 急性腎炎の場合、腎臓に負担がかからないようにするため、たんぱく質を制限するが、他の物は制限する必要はない。
- 発熱の場合、脱水症状や食欲不振、全身倦怠感が現れるため、水分補給をこまめに行ったり、消化の良い食べ物によってエネルギーを補給することがたいせつである。
- 下痢に加えて嘔吐がある場合は、どのような状態であっても水分・食事ともに中止しなければならない。
- 食物アレルギーのある小児の場合、アレルゲンとなる牛乳や卵は発育期には重要な栄養源であるため、制限を行う場合には必ず医師の診断を受け、行わなければならない。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | × | × | 〇 | 〇 |
2 | 〇 | × | 〇 | × |
3 | × | 〇 | × | 〇 |
4 | 〇 | 〇 | × | × |
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3
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問4
次の文は、障害のある小児の摂食についての記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 前歯で噛み切って一口量を取り込み、奥の歯に運んですりつぶすことができるように練習する食事を咀嚼機能練習食という。
- むせるのは誤嚥の危険性のサインなので、介助や食事内容が適切かどうかを見直す。
- 食べる機能の発達を促すために必要なのは、感覚や運動を体験学習するための介助と食事の姿勢の2点である。
- 押しつぶし機能練習食の食事の姿勢は、顔面が上向きになるようにするとよい。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | × | 〇 | 〇 | × |
2 | 〇 | 〇 | × | × |
3 | 〇 | × | × | × |
4 | × | × | 〇 | 〇 |
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Cが×・・・同じ食物でも、大きさや硬さ、舌触りなど調理方法で変化させることが大切である。介助の工夫、食事の姿勢、調理の形態の3点が重要である。
Dが×・・・顔面が上向きになると、口に入れた食物を誤嚥しやすくなる。押しつぶしながら食べることが目的なので、食物を丸のみしないようにする必要がある。その為、顔面は少し下を向けるくらいにする。
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問5
次の文を読み、適切なものには○を、不適切なものには×で答えなさい。
大量調理施設衛生管理マニュアルでは、調理後直ちに提供される食品以外の食品については、病原菌の増殖を抑制するため、10℃以下又は65℃以上で管理する必要であるとされている。
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〇
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問6
次の文を読み、適切なものには○を、不適切なものには×で答えなさい。
食中毒予防のため、冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に維持する。詰め過ぎにも注意し、目安は8割程度である。
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×
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次の文を読み、適切なものには○を、不適切なものには×で答えなさい。
生の肉や魚を切った後は、その包丁やまな板を洗わず、果物や野菜など生で食べる食品や調理の終わった食品を切ることはさける。
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○
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問8
次の文を読み、適切なものには○を、不適切なものには×で答えなさい。
「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」では、乳児院における「養育の内容」に、授乳・食事は含まれていない。
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問9
次の文を読み、適切なものには○を、不適切なものには×で答えなさい。
児童厚生施設には、調理室を設けなければならない。
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問10
次の文を読み、適切なものには○を、不適切なものには×で答えなさい。
障害のある小児の食事調理で、唇で食物を取り込む機能・嚥下機能が不十分な場合は、なめらかなペースト状で且つとろみのある状態に調理すると食べやすい。
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○
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