保育士試験|オリジナル試験問題集

保育士試験|オリジナル問題集
「保育の心理学」part7

  • 第63回

    オリジナル問題集

    登録日:2016/12/26

    「保育の心理学」 part7

問1

次の事例を読み、設問に答えなさい。

【事例】

5歳のMちゃんは、よく絵本を読んでいる。絵本の中でも特に気に入ったものがあるようで、いつもそれを読んでいるため、ほかの子どもはその絵本を読むことができない。 ある日、同じクラスのSちゃんが「その本貸して」と言って、Mちゃんが読んでいるのを横から取るようにして持って行ってしまった。MちゃんはSちゃんを追いかけたが、 逃げられてしまい、しばらくはじっとこらえていたが、そのうちに泣き出してしまった。

【設問】

MちゃんとSちゃんへの保育士の対応として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • Mちゃんに対して、本を独り占めしていたMちゃんも悪いと注意する。
  • Mちゃんに、どうしてその本をいつも読んでいるのか聞いてみる。
  • Sちゃんを見つけ出し、人が読んでいる本を横取りしないように厳しく注意する。
  • MちゃんとSちゃん、保育士とで、どうしたらよいのかを一緒に考えてみることにし、保育者は主に2人のようすをみていることにする。

(組み合わせ)

A B C D
1 × ×
2 × ×
3 × ×
4 × ×
5 × ×

回答を見る

回答を閉じる

回答

解説を見る

問2

次の事例を読み、設問に答えなさい。

【事例】

5歳のN君は先天性の難聴である。このため、大きな声で話しかけなければよく聞き取れない。しかし、他の子どもたちや保育者とも仲良く過ごしている。 最近になって母親が、このまま保育所に通わせていてもよいのだろうか、保育士や他の子どもたちに迷惑をかけてしまうのではないだろうかと心配をしている。 また、難聴児の施設の通わせた方が子どものためにもなるのではないかと考えているようである。

【設問】

母親に対する保育士の対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 障害のある子どもを責任をもって保育することは難しいとして、障害児の通所施設に移るよう伝える。
  • 保育所でのNくんのようすを詳しく話し、保育士にも迷惑がかからないことを母親に伝えて安心させる。
  • 保育所で障害のない子どもと一緒に過ごすこともN君の成長には大切であることを伝える。
  • 保育所等訪問支援という障害児に対する専門的支援があることを伝え、利用を考えてみるよう促す

(組み合わせ)

A B C D
1 × ×
2 × ×
3 ×
4 × ×
5 × × ×

回答を見る

回答を閉じる

回答

解説を見る

問3

次の文は、遊びについて記述されたものである。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  • 遊びにはカタルシス効果があり、情緒の安定にも大きな役割を果たしている。
  • 遊びを通してルールを守ることや一定の役割を果たすなど社会的技能を獲得することができる。
  • 手足や身体を動かすことは、遊びには含まれない
  • 幼児の遊びの大部分を占めてしるのは、受容遊びである。

(組み合わせ)

1 C D
2 A B
3 B C
4 B D
5 A D

回答を見る

回答を閉じる

回答

解説を見る

問4

次の文は、新生児に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  • 新生児にも視力があり、完成はしていないものの焦点の調整能力も発達している。
  • 新生児は温度に対する感覚がはっきりしていないため、ミルクや入浴の湯の温度には十分な注意が必要である。
  • 新生児にさまざまな人の声を聴かせると、母親の声に対して顕著な反応を示すとされている。
  • 新生児が音に対して敏感に反応することは、モロー反射によってもわかる。

(組み合わせ)

1 B D
2 C D
3 A B
4 B C
5 A D

回答を見る

回答を閉じる

回答

解説を見る

問5

次の文は、乳児の言葉の発達に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  • 生後1か月ごろから、機嫌がよいときにのどの奥を鳴らすようにして不明確な声を出すことを喃語という。
  • 乳児が母国語の音声の特徴的な発音をするようになるのは、生後9か月ごろからである。
  • 大人の語りかけを模倣するような発声を始めるのは、生後7か月ごろからである。
  • 乳児の発声の始まりとされるのは、生後3~4か月ごろからみられるアーン、ングといった意味をもたない発声である。

(組み合わせ)

1 A B
2 B D
3 A D
4 B C
5 C D

回答を見る

回答を閉じる

回答

解説を見る

問6

【Ⅰ群】の障害と【Ⅱ群】の主な症状の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】

  • 吃音
  • 選択性緘黙
  • 注意欠陥多動性障害
  • ナルコレプシー
  • 強迫性障害

【Ⅱ群】

  • ア 日中反復する居眠り
  • イ 場面によって話せなくなる
  • ウ 強迫観念、強迫行為
  • エ 注意力散漫、多動、衝動性
  • オ 難発、連発、中阻、伸発

(組み合わせ)

A B C D E
1
2
3
4
5

回答を見る

回答を閉じる

回答

解説を見る

問7

次のうち、感覚統合療法が用いられる疾患の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい

  • うつ病
  • 注意欠陥多動性障害
  • 学習障害
  • 統合失調症
  • 自閉症

(組み合わせ)

1
2
3
4
5

回答を見る

回答を閉じる

回答

解説を見る

問8

次の文は、バルテスの生涯発達の考え方に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  • 人間の一生のどの時点でも変化の可能性がある。
  • 心理・社会的発達がすすむためには、心理・社会的危機を乗り越えなければならない。
  • 発達は生物学的な側面からも文化・社会的な側面からも影響を受ける。
  • 発達は生涯にわたる変化の過程である。
  • 発達は獲得・向上といった上昇的な変化だけでなく、喪失・下降といった衰退的な変化も含む。

回答を見る

回答を閉じる

回答

解説を見る

問9

次の文は、発達に関する考え方についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  • シェルテンは、身長や知能といった遺伝的な形質が現れるには、一定以上の環境的な条件が必要であるとする環境閾値説を唱えた。
  • ゲゼルは成熟説の中で、レディネスの重要性を説いた。
  • 発達は遺伝的素質によって生まれつき決められているという考え方を遺伝説といい、代表的な考え方はゲゼルが唱えた成熟説である。
  • 環境説は、発達は、生まれたあとの経験という環境的な条件によって決められていくという考え方である。
  • 相互作用説は、遺伝と環境はともに発達に関与するとする考え方である。

回答を見る

回答を閉じる

回答

解説を見る

問10

次の文を読み、適切なものには○を、不適切なものには×で答えなさい。

保育における発達心理学では、子どもが発達するだけでなく、そこに関わる保育者や家族も発達していくととらえる。

回答を見る

回答を閉じる

回答

解説を見る

初めての方へ

保育士サポート.comは
会員登録(無料)いただくと、サイト内のコンテンツがフルにご活用いただけます。 マイページが持てることでWEB履歴書の作成や求人情報の応募管理がラクチン! さらに!ご希望の地域・職種を登録すれば、該当する新着求人をメールでお知らせ。 おまけに保育園からのスカウトメールを受け取ることも可能(希望者のみ)ですので、 求職活動がよりスムーズに行えます!無料の会員登録を是非おすすめいたします。