保育士試験|オリジナル問題集
「保育の心理学」part6
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第57回
オリジナル問題集
登録日:2016/10/31
「保育の心理学」 part6
問1
次の文は、乳児期についての記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 8か月以降の乳児が、覆いを取り除いて隠されたものを見つけることができるのは、物の永続性が成立しているからである。
- 客観的な自己への存在への気づきは少なくとも1歳以上にならないと現れないことは、ルージュタスクによって示された。
- 8か月不安とは、見知らぬ人に対して乳児が不安や恐れを感じることを意味している。
- エリクソンは乳児期の発達課題を「自立性」、心理社会的危機を「罪悪感」とした。
- ギブソンの行った視覚的断崖装置の実験により、乳児でも三次元についての理解力があることが示された。
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
---|---|---|---|---|---|
1 | ○ | ○ | × | ○ | × |
2 | × | × | × | × | ○ |
3 | × | × | ○ | ○ | × |
4 | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
5 | × | ○ | ○ | ○ | × |
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4
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次の文は、乳幼児期の愛着についての記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 愛着関係が形成されたことにより、人見知りが生じる。
- 愛着対象は1人だけである。
- 愛着には個人差はない。
- 幼児期になると、愛着対象が目の前に存在しなくても、イメージを想起できる。
- 目で追う、声のする方向を向くなどの原始行動は、愛着行動の一つである。
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
---|---|---|---|---|---|
1 | ○ | × | × | ○ | × |
2 | × | ○ | ○ | × | × |
3 | ○ | × | × | × | ○ |
4 | ○ | ○ | ○ | × | × |
5 | × | × | × | ○ | ○ |
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1
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問3
次の文は、ストレンジ・シチュエーション法に関する記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 母親がいなくなると泣いて探し、再開してなぐさめてもらうと機嫌がよくなる姿がみられたのは、安定型の愛着を形成している子どもである。
- 新奇場面での母親との分離と再開において、子どもの反応を観察する。
- 母親がいなくなっても泣かず、再会しても喜ばず、関わりを避ける様子がみられたのは、アンビバレント型の愛着を形成している子どもである。
- ストレンジ・シチュエーション法は、ボウルビーが行った愛着の質を調べる実験である。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | × | ○ | ○ | × |
2 | ○ | × | ○ | ○ |
3 | ○ | ○ | × | × |
4 | × | × | × | ○ |
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3
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問4
次の文は、乳児期を対象にした実験についての記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- メルツォフとムーアの実験で観察された新生児模倣は、意図的の模倣である。
- ピアジェの保存課題の実験では、具体的操作期になると保存概念が理解できることが示された。
- 誤信念課題は、こころの理論の理解、獲得について調べる実験である。
- ルージュ・タスク(口紅課題)は、子どものジェンダーについて調べる実験である。
- ファンツの選好注視法の実験では、乳児は単色で無地のものを好む傾向がみられた。
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
---|---|---|---|---|---|
1 | ○ | ○ | × | × | ○ |
2 | × | × | ○ | ○ | ○ |
3 | ○ | ○ | × | × | × |
4 | × | ○ | ○ | × | × |
5 | ○ | × | ○ | ○ | × |
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4
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問5
次の文は、言葉の発達についての記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 三項関係の成立が、言語的コミュニケーションの基礎となる。
- 「一次的ことば」とは話しことばのこと、「二次的ことば」とは書きことばのことである。
- 「一語文」とは、一つの単語を文の機能があるかのように使用することである。
- 初期の喃語は「バ、バ、バ」といった1音節のものであり、次第に「バババ」とくり返す反復喃語となる。
- ヴィゴツキーは、発達初期にみられる内言が、次第に外言へと変化すると考えた。
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
---|---|---|---|---|---|
1 | × | ○ | ○ | × | × |
2 | ○ | × | ○ | × | ○ |
3 | × | × | × | ○ | ○ |
4 | × | ○ | × | × | ○ |
5 | ○ | × | ○ | ○ | × |
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5
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問6
次の文は、児童期の発達についての記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 児童期には、保存概念が成立してくる。
- ギャング集団の形成は、近年増加している。
- 小学校入学による保護者との分離を、心理的離乳という。
- 児童期の自己概念は、身体的特徴や持ち物に関することが中心である。
- 小学校に入学することで、社会的比較が増える。
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
---|---|---|---|---|---|
1 | ○ | × | × | × | ○ |
2 | × | × | ○ | ○ | ○ |
3 | × | ○ | ○ | × | × |
4 | ○ | ○ | × | ○ | × |
5 | × | ○ | × | × | × |
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1
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次の文は、連携や協働についての記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 関係機関との連携、協働においては情報共有が不可欠なので、知り得た情報は全て伝える。
- 発達援助や家庭への支援には、社会資源の活用が重要である。
- 要保護児童対策地域協議会は、代表者会議、実務者会議、個別ケース検討会議の三層構造からなる。
- 専門家、関係機関に一任することが、連携、協働では必要である。
- 就学に向けた準備、支援として、文字を教えたり数を覚えさせたりすることが必要である。
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
---|---|---|---|---|---|
1 | ○ | × | × | ○ | ○ |
2 | × | ○ | ○ | ○ | × |
3 | ○ | × | × | × | ○ |
4 | × | ○ | ○ | × | × |
5 | × | × | × | ○ | ○ |
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4
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問8
次の文は、乳児期の対人関係についての記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 一時的欲求が満たされないと母性剥奪が生じ、それが発達障害の原因となる。
- 特定の大人との応答的な関わりにより、情緒的な絆が深まる。
- トマスとチェスは、視覚的断崖の装置の実験により愛着の質を調べた。
- ハーロウは、アカゲザルの実験により、乳児が母親との身体的接触を求めることを明らかにした。
- キャンポスが行った実験結果から、乳児が人の顔を好むことが示された
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
---|---|---|---|---|---|
1 | × | ○ | ○ | × | × |
2 | × | ○ | × | ○ | × |
3 | ○ | × | ○ | × | ○ |
4 | ○ | × | × | × | × |
5 | × | ○ | × | ○ | ○ |
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問9
次の文は、保育者の対応についての記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
- 主体性の形成のために、子ども自身が興味、関心を持ったことは、最後まで子どもだけで活動させる。
- 子どもが保育者を心の依りどころすることは大人への依存につながるので、保育者は介入せず常に見守る。
- 集団と個の育ちをバランスよく促していくこは、保育課題の一つである。
- 保育において、より重視されるのは外発的動機づけなので、その点を考慮した環境構成を心がける。
- いざこざも経験の一つなので、保育者は介入せず常に見守る。
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問10
次の文は、「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」の(4)「おおむね2歳」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
発声が明瞭になり、( A )も著しく増加し、自分の意思や( B )を言葉で表出できるようになる。行動範囲が広がり、探索活動が盛んになる中、( C )の育ちの表れとして、強く自己主張する姿がみられる
(組み合わせ)
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 語彙 | 欲求 | 自我 |
2 | 言葉 | 要求 | 情緒 |
3 | 語彙 | 要求 | 自我 |
4 | 言葉 | 欲求 | 心 |
5 | 表現力 | 欲求 | 情緒 |
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