保育士試験|オリジナル問題集
「保育実習理論」part4
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第38回
オリジナル問題集
登録日:2016/04/11
「保育実習理論」 part4
問1
次のA~Eは「保育所保育指針」「3歳児未満の保育に関わる配慮事項」の一部である。間違っているものを選びなさい。
- 特に感染症にかかりやすい時期であるので、体の状態、機嫌、食欲などの日常の状態の観察を十分に行うとともに、適切な判断に基づく保健的な対応を心がけること。
- 食事、排泄、睡眠、衣類の着脱、身の回りを清潔にすることなど、生活に必要な基本的な習慣については、一人一人の状態に応じ、落ち着いた雰囲気の中で行うようにし、なるべく保育士が手助けするように心がけること。
- 探索活動が十分できるように、事故防止に努めながら活動しやすい環境を整え、全身を使う遊びなど様々な遊びを取り入れること。
- 子どもの自我の育ちを見守り、その気持ちを受け止めるとともに、保育士等が仲立ちとなって、友達の気持ちや友達との関わり方を丁寧に伝えていくこと。
- 情緒の安定を図りながら、子どもの自発的な活動を促していくこと。
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B
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次のA~Eは「保育所保育指針」「乳児保育に関わる配慮事項」の一部である。間違っているものを選びなさい。
- 乳児は疾病への抵抗力が弱く、心身の機能の未熟さに伴う疾病の発生が多いことから、一人一人の発育及び発達状態や健康状態についての適切な判断に基づく保健的な対応を行うこと
- 一人一人の子どもの生育歴の違いに留意しつつ、欲求を適切に満たし、より多くの保育士が応答的に関わるように努めること。
- 保護者との信頼関係を築きながら保育を進めるとともに、保護者からの相談に応じ、保護者への支援に努めていくこと。
- 担当の保育士が替わる場合には、子どものそれまでの経験や発達過程に留意し、職員間で協力して対応すること。
- 乳児保育に関わる職員間の連携や嘱託医との連携を図り、第5章(健康及び安全)に示された事項を踏まえ、適切に対応すること。栄養士及び看護師等が配置されている場合は、その専門性を生かした対応を図ること。
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B
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問3
次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」の第三章保育所の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(職員)
第三十三条 2 保育士の数は、乳児おおむね( A )につき一人以上、満一歳以上満三歳に満たない幼児おおむね( B )につき一人以上、満三歳以上満四歳に満たない幼児おおむね( C )につき一人以上、 満四歳以上の幼児おおむね( D )につき一人以上とする。ただし、保育所一につき二人を下ることはできない。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 三人 | 五人 | 十八人 | 三十 |
2 | 三人 | 六人 | 二十人 | 三十 |
3 | 四人 | 六人 | 十五人 | 二十 |
4 | 四人 | 五人 | 二十人 | 二十 |
5 | 五人 | 四人 | 十五人 | 十五 |
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2
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問4
次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」の第七章児童養護施設の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(職員)
第四十二条 児童養護施設には、児童指導員、嘱託医、保育士、( A )、( B )、栄養士及び調理員並びに乳児が入所している施設にあつては( C )を置かなければならない。ただし、児童四十人以下を入所させる施設にあつては栄養士を、調理業務の全部を委託する施設にあつては調理員を置かないことができる。 3 心理療法を行う必要があると認められる児童( D )以上に心理療法を行う場合には、心理療法担当職員を置かなければならない。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 個別担当職員 | 家庭支援専門相談員 | 看護師 | 十人 |
2 | 個別担当職員 | 里親支援員 | 乳児担当員 | 十人 |
3 | 自立支援員 | 里親支援員 | 看護師 | 二十 |
4 | 事務員 | 家庭支援専門相談員 | 保健師 | 二十 |
5 | 自立支援員 | 地域担当支援員 | 保健師 | 十五 |
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1
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問5
次の文は、さまざまな絵画技法の説明である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
( A )とは、凸凹のある面から型や模様を写し取ることである。凸凹のある面に紙をあてる。その上から木炭、クレヨン、鉛筆などを使って強くこすると、盛り上がっている部分のみに顔料が付着する。
( B )とは、大理石や鉱石類、陶片、素焼きの土類、ガラスなどの小さなかけらを、下絵にもとづいて並べ、固定させた装飾美術である。主に壁や床面の装飾に用いる。
( C )とは、絵具またはインクを、線や面として塗らず、小さな点の集合として画面を構成する技法である。
( D )とは、ナイフなどを使って紙に塗られた絵具やパステルを引っ掻いて、模様をつける技法である。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | フロッタージュ | モザイク | 点画 | スクラッチ |
2 | フロッタージュ | モザイク | スクラッチ | スケッチ |
3 | スパタリング | スケッチ | フレスコ | スクラッチ |
4 | スパタリング | フロッタージュ | フレスコ | フロッタージュ |
5 | フロッタージュ | フロッタージュ | 点画 | フロッタージュ |
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1
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問6
次の文は、色彩についての説明である。間違っているものを選びなさい。
- 色には三つの要素がある。それは、明度、彩度、色相である。これらを色の三原則と呼ぶ。
- 明度とは色の明るさの度合いをいう。一番明度が高い色は白、一番 明度が低い色は黒、両者の中間は灰色となる。
- 彩度とは色みの強さを表す。もっとも色みの強い色を純色と言う。彩度が高いと鮮やかな色となり、彩度が低いとくすんだ色になる。
- 色相とは、赤・青・緑といった色みのちがいをいう。色相は、色あいと呼ぶこともある。
- 色には無彩色と有彩色がある。無彩色とは、白・黒・灰色のように色みが全 くない色をいう。有彩色とは、赤や青のように色みがある色をいう。
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1
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次の文は、色の説明である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
純色
純色とは各色相の中で最も鮮やかな色である。( A )が極めて高いトーンであり、非常に目立つ。とくに暖色系(赤・オレンジ・黄色など)は、この傾向が強い。
清色
純色に白を混ぜてできた色を( B )、純色に黒を加えてできた色を暗清色という。この両方を合わせて清色という。この色は、濁っていないという特徴がある。
中間色(濁色)
純色に( C )を加えてできる濁った色を中間色という。これらのトーンを中心に使った配色をトーナル配色と呼ぶ。トーナル配色は、おだやか、落ち着きなどの印象を与える。
(組み合わせ)
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 彩度 | 明清色 | グレイ |
2 | 彩度 | 明清色 | 白 |
3 | 色合い | 眩清色 | 白 |
4 | 明度 | 眩清色 | グレイ |
5 | 明度 | 照清色 | グレイ |
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問8
次のA~Eは「保育所保育指針」第6章「保護者に対する支援」の一部である。間違っているものを選びなさい。
- 保育に関する知識や技術などの保育士の専門性や、子どもの集団が常に存在する環境など、保育所の特性を生かすこと。
- 一人一人の保護者の状況を踏まえ、子どもと保護者の安定した関係に配慮して、保護者の養育力の向上に資するよう、適切に支援すること。
- 子育て等に関する相談や助言に当たっては、いったんは保護者の気持ちを受け止めるが、家族の問題に深入りすることがないよう、注意しなければならない。
- 子どもの利益に反しない限りにおいて、保護者や子どものプライバシーの保護、知り得た事柄の秘密保持に留意すること。
- 地域の子育て支援に関する資源を積極的に活用するとともに、子育て支援に関する地域の関係機関、団体等との連携及び協力を図ること。
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C
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問9
次の文は「保育所保育指針」第4章「保育の計画及び評価」の指導計画の作成上、得に留意すべき事項の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
小学校との連携
(ア)子どもの生活や発達の( A )を踏まえ、保育の内容の工夫を図るとともに、就学に向けて、保育所の子どもと小学校の児童との交流、( B )の交流、情報共有や相互理解など小学校との積極的な連携を図るよう配慮すること。 (イ)子どもに関する( C )に関して、保育所に入所している子どもの就学に際し、市町村の支援の下に、子どもの育ちを支えるための資料が保育所から小学校へ送付されるようにすること。
(組み合わせ)
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 経過 | 職員同士 | 健康情報 |
2 | 経過 | 職員同士 | 支援 |
3 | 連続性 | 保護者同士 | 支援 |
4 | 連続性 | 保護者同士 | 情報共有 |
5 | 連続性 | 職員同士 | 情報共有 |
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5
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問10
次の文は「保育所保育指針」第4章「保育の計画及び評価」の指導計画の作成上、得に留意すべき事項の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
障害のある子どもの保育
(ア)障害のある子どもの保育については、一人一人の子どもの発達過程や障害の状態を把握し、適切な環境の下で、障害のある子どもが他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう、指導計画の中に位置付けること。また、子どもの状況に応じた保育を実施する観点から、家庭や関係機関と連携した支援のための計画を( A )作成するなど適切な対応を図ること。 (イ)保育の展開に当たっては、その子どもの発達の状況や日々の状態によっては、( B )柔軟に保育したり、職員の連携体制の中で個別の関わりが十分行えるようにすること。 (ウ)家庭との連携を密にし、保護者との( C )を図りながら、適切に対応すること。 (エ)専門機関との連携を図り、必要に応じて助言等を得ること。
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 個別に | 指導計画にとらわれず | 相互理解 |
2 | 標準的に | 指導計画にとらわれずに | 相互理解 |
3 | 集団的に | 指導計画にのっとって | 相互援助 |
4 | 画一的 | 個別計画にのっとって | 信頼関係 |
5 | 個別に | 指導計画にとらわれず | 共依存 |
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